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- 「どこの派遣会社を選ぶべき?」
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リゾートバイトの派遣先のなかで、女性から人気の職業「仲居」
私が仲居で働こうと思ったのは、
旅館で働く=温泉に入り放題
着付け=上手に着物を着れるようになる
みんなから支持されてる理由と同じ、なかでも着物を上手に着たい願望は強かったです。
ただいざ仲居で働こうと思うと「初めての着付け大丈夫?旅館で働いたことないけど大丈夫かな...」など、頭に不安がよぎりますよね。
先に未経験の状態から、仲居の住み込みバイトを6ヶ月以上経験した私からお伝えすると、
旅館独特の雰囲気はあるけど、慣れれば平気
仲居は時給が高いから、確かにキツイ場面はあるけど、仕事として割りに合ってると感じます。
この記事では、私のリゾバ体験談を元に、
仲居の1日の流れと仕事内容
仲居の給与と貯金額
仲居の着物・着付け・髪型のルール
仲居で働くなら準備しておきたい持ち物
リゾートバイト派遣会社ランキングを使って仲居の住み込みバイトをして苦労した3つのこと、楽しかった4つのことを赤裸々に告白していきます。
リゾートバイトの仲居とは【働いてきついと思った3つのこと】
仲居とはお客さんのお出迎え/旅館の案内/料理だし、旅館の接客全般をするお仕事です。
*後ほど仲居さんの1日のスケジュールも詳しくご紹介。
私の経験から初めて仲居の経験をすると方にとって、旅館の働き方は正直、驚きと戸惑いの連続になります。
大変なことが多いです。きつくて、しんどくて、仕事に行くのが嫌だったこともあります。
女将さんからは、仕事の厳しさ=全てはお客様のためと教えられました。
ただ、仲居の働き方は辛いことばかりでなく、もちろん楽しいこともあります。
1.旅館の独特の雰囲気に慣れるまでがきつい
リゾバの仲居で一番大変だったのは、なんといっても旅館独特の雰囲気に慣れることです。
私が働いたのは、箱根に古くからある旅館。
お客様の数は多く、作業も分割されていましたが、昔からの体制が色濃く残ってました。
職場の雰囲気は、
見張られてる感が半端ない
見て覚えろ
口答えはするな
お世辞にも良いとはいえなかったです。
正直、最初は相当なプレッシャーにお腹が痛くなることも…。
でも社員さんと仲良くなるとものすごく良くしてくれたので、一生懸命働いてるのを認めてもらってからは、快適に働けました。
仲居さんに認めてもらうために心がけたことは、
2.真正面から「違う」とか「でも」とか言わない
3.挨拶をしっかりする
4.笑顔を絶やさない
この4つを心がけてから従業員さんとの距離が縮まりました。
2.仲居の着付けに慣れるまでが大変
仲居の働く格好=着付けに慣れるまでは、ものすごく時間がかかります。
出勤初日に担当の社員さんが「着付けのやり方」を教えてくれますが、最初は上手くいきません。
事例をだすと、わたしは午後の出勤時間より1時間早く着付けを始めていました。
すんなり着付けをできればいいのですが、
着終わってみると襟がきつ過ぎたり緩すぎたりする
帯まで締めて、また一から着なおすことも少なくありません。
ただ着付けの練習は、YouTubeの動画を活用すると上手くできます。
3.食事のメニューを覚えるのがつらい
旅館の食事は数ヶ月に1回メニューが変わるので、その度に料理の名前、使用する食器、使われている食材を覚え直すのが大変です。
お品書き(料理の書いてあるメニュー表)の漢字が読めなくて、派遣仲間と四苦八苦しながら調べたこともありました。
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リゾートバイトの旅館で仲居をして楽しかった4つの想い出
1.仲居の着付けが出来るようになった
一番良かったことは、仲居を始める理由にもなった着付けが出来るようになったことです。
お金を払って着付けを習う人もいる中で、働いてお金をもらいながら、着付けの練習もできるというのは本当に良い経験でした。
リゾバを辞めてしばらく着物を着る機会がなくなっても、実際、着物に袖を通せばすぐに感覚が蘇ります。
夏祭りに浴衣を着ていく時、つんつるてんにならずに済むのは、嬉しい限りです。
2.お客様からお心づけ(お小遣い)をもらえた
仲居特有のお心づけ。これは本当にお客様のお気持ちで、お心づけをもらえた時は心が弾みました。
お心づけをもらうタイミングは大抵、お部屋での食事を担当したとき。
「とても素敵な笑顔をありがとう」という言葉と一緒に頂くお心づけは、ほんとうに格別です。
仲居のなれない仕事で、どんなに疲れていても、疲れが吹き飛びました。
3.外国人観光客に感謝された
箱根という立地もあって、仲居で働いていた旅館には外国からの観光客が多くいました。
旅館の従業員には英語を喋れる人が少なかったので、なんとなくでも喋れることは重宝されました。
お客様の旅館周辺に関する質問に答えられた時はすごく感謝されましたし、私自身とても嬉しかったです。
質問された時の為に、自分なりのおすすめスポットを開拓するようにしておくと、外国人観光客から感謝されます。
4.旅館の裏側を知れた
仲居として働かないと知れない、旅館の裏側を見ることが出来たのもよい経験だったと思います。
老舗だから、料金が高めだからといって、必ずしも良いサービスを受けられるとは限らないとわかりました。
老舗の旅館でも、人手不足にあえいでいるところは少なくありません。
人手が足りなければ、サービスまで手が回らなかいこともあります。
人手不足の旅館で仲居として働いてるからこそ、自分が旅先の宿で求めることを考えるのも楽しみのひとつでした。
特に覚えているのが、仕事中に配膳をしながら「この料理は食べたくないな…」と思ったことです。
そのときに「旅先でどんな料理を食べられれば満足できるかな?」と自分の基準を探し、それが後の旅行に活かされました。
仲居の仕事を経験すると、社会人としての対応力は間違いなく上がります。
仲居独特の雰囲気/人間関係/そして接客、確かに辛いこともありましたが、今では社会人として良い経験ができたと感謝しています。
リゾートバイトの仲居の1日の流れ
ここからは仲居の1日の流れをご紹介。まず、仲居の1日はお客様の朝食準備から始まります。
一日中本式の着物でお仕事をする旅館では、着付けになれない内は、朝早起きしないと時間に余裕がありません。
私の初めて働いた旅館は、朝は洋服の制服、午後のみ本式の着物での出勤だったので、比較的楽に出勤できました。
*これから仲居で働く方は、リゾバのスタッフに「ここの旅館は1日中着物で働きますか?」と質問すると、少しは時間に余裕をもてる旅館を探せるかもしれません。
仲居さんの1日を時系列でご紹介
仲居の1日の仕事の流れはこちら。
1.AM6時〜洋服の制服で出勤
朝食会場の準備→朝食の配膳(ご飯のおかわり、お茶、等)→朝食の片付け
2.AM10時〜お客様チェックアウト
チェックアウト済の部屋から片づけ(使用済みのタオル/浴衣/アメニティー/夜に宿泊する人数分の新しいタオル)→午後の担当確認
3.AM11時〜 休憩(いわゆる中抜けシフト)
*中抜けシフトとは中休みしてから、また出勤するシフト
4.PM3時30分〜 着物で再出勤
自分の担当を再確認(レストラン/部屋出し/宴会場)→夕食準備→夕食配膳(料理を出てくる順番に出す/空いた器を下げる/飲み物を出す)→番頭さんと一緒に夕食の片付け
5.PM22時、1日の業務終了
仲居特有の「中抜けシフト」とは
旅館によっても違いはありますが、私が経験したのは、主にお客様のお食事係。
お客様がチェックアウトしてから、新しいお客様がチェックインする間に、中抜けという休憩時間(4~6時間)を挟みます。
休憩時間は、暇でゆっくり休憩できる日もあれば、忙しくて出勤時間が早くなることも。
でも少なくても4時間以上は休憩をとれるようにシフト管理されていました。
中抜けの時間は、働き始め疲れて寝ていました。慣れない環境で働くのは大変です。
仕事に慣れてからは近所の温泉に行ったり、贅沢して観光先の美味しいそうなランチを食べに行きました。
箱根で働いていたので、温泉も食事処も沢山あったので退屈することはなかったです。
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仲居の4つの仕事内容
仲居のお仕事とは「お出迎えからお見送りまで、お客様に関する一切をお手伝いする」というのがよくあるイメージではないでしょうか?
私も実際に仲居として働く前は、そんなイメージを持っていました。
仲居の仕事は大体どこも似たようなものです。ただ細かい部分は旅館によって異なります。
私の働いた旅館ではお客様のお出迎え・お見送りは仲居の仕事ではありませんでした。
仕事は、ほぼ、お客様のお食事に関することのみ。あとは、チェックアウト後に少しお部屋を片付けるくらいです。
1.食事の準備(朝・夕方)
仲居の仕事の流れでもお伝えしましたが、朝も夕も、食事の準備から始まります。
食事の準備は宴会場、レストラン、部屋食とありました。それぞれの持ち場で、食事の準備をします。
食事が宴会の場合は、食事前に幹事さんとの打ち合わせがあったので、初めての時はとても緊張しました。
2.食事配達
朝食・夕食の時間は、お客様の希望時間をあらかじめ知らされます。
夕食は、割とみんな決まった時間にスタートできます。ただ朝食は、宴会場であればバラバラです。
お客様の人数を数えて、足りなければ呼びに行ったり、幹事さんに確認します。
部屋食であれば部屋に行くので食べそびれる心配はないです。
ただ二日酔いがひどくて、来ないお客様も結構いました。
3.食器の片付け
決められた食器ごとに専用の容器に入れて洗い場へ持っていきます。
食洗器にかけれられないものは手洗いしました。
4.部屋の簡単な掃除とセッティング
朝食の片付け後、お客様のチェックアウトを待って、簡単な片付けをします。
布団は担当のスタッフが片付けてくれるので、私たちはゴミ箱/アメニティー/着物/半纏/タオルの片付けをしました。
使用済みのものを部屋の隅にまとめ、新しく入るお客さんの人数分を用意します。
リゾートバイトの仲居の給与と貯金額
仲居で働いていた頃の時給は1350円。
8時間を超える労働には残業手当が付き、ほぼ毎日1時間ちょっとの残業がありました。
週休2日で、月々約23万円前後の給料が手取りでもらえていました。
家賃も光熱費も必要ないので、貯金しようと本気で頑張れば、月に20万ずつ貯金することも可能でした。
私は、リゾバ地での生活を楽しみたかったこともあり出費が多めではありましたが、少なくとも月に10万ずつは貯金することが出来ました。
給与の高い仲居の求人を探すならリゾートバイトの派遣会社を比較しよう
リゾバ初心者の頃は、いくらネットで情報を得ていても「複数の派遣会社に登録する」ということには抵抗がありました。
しかし、今は、やっておけば良かったと思っています。同じ派遣先で、給料が100円以上違うこともざらにあるからです。
いくつかの派遣会社に登録しておいても、本当に全く問題はないですよ。
別の方法として、初めての派遣会社には敢えて時給が低めのところを選ぶという選択肢もあります。
確かに、時給は高いに越したことはありません。しかし、それによって派遣先で無駄なプレッシャーをかけられたり、
初心者で高めの時給をもらうということで自分自身にプレッシャーをかけてしまってはいけません。
「初心者です!時給だって安めです!!それでも頑張ってます!!!」
という気持ちでいけば、いい意味で吹っ切れて、仕事ができるかもしれません。
そして、たとえ数か月でも、初めての旅館で仲居として働き終えれば、もう「未経験」ではなくなります。
「経験者」として、新たな、高時給の派遣会社に登録しなすことにも抵抗はないでしょう。
仲居のお心付け(チップ)について
お心づけは、本当に、お客様の気持ち次第です。金額も、それぞれです。
傾向として、年配の方は割とくれます。昔は”そういうものだった”ようです。
部屋食の担当時に直接渡してもらえればいいですが、お客様によっては一番初めに部屋に訪れたスタッフにあげてしまう人もいます。
なので、例えば「違うサイズの浴衣がほしい」と要望を受けてたまたま部屋に訪れた全く別のスタッフがもらってしまう、なんてこともあります。
感覚的ですが、20~30%の確率でお心づけを頂いていました。
働き始めた当初は、お心づけとは「最初は断るもの。それでも、と渡されたら受け取ること」と教えられました。
初めから飛びついては品がないし、何度も断っては逆に失礼になる、らしいです。
正直、最初は「なにそれ、めんどくさ…」と思いましたが、実際一度断ってから受け取った方がお客様の反応が良かったのでそうしていました。
リゾートバイトの仲居で働くならおすすめの場所は箱根
リゾバお勧めの土地は、箱根です。その理由は、まず、箱根は誰もが知る有名観光地だということ。
老若男女問わず、そして海外からも観光客が大勢訪れます。
2019年は火山や台風など、自然の影響を大きく受けましたが、それでも観光客の数は年間1800万人を超えています。
コロナが治まれば、また箱根の温泉で身体を休めに来る人は自然と増えるのではないでしょうか。
また、箱根には、旅館が沢山あります。老舗もあれば新しい旅館(ホテル)もあるので、自分の好みで案件を選びやすいです。
体感ですが、温泉の質もとても良い気がしました。
個人的には、熱海で入った温泉よりも、箱根の温泉の方が体が芯から温まった気がします。
もし、リゾバ生活に飽きてしまったとしても、新宿にも出やすい。なのでリゾバ初心者で、生活が自分に合うか心配な人には、そんなアクセスの良さもお勧めの理由の一つです。
リゾートバイトの仲居をおすすめする人、しない人
仲居の仕事がお勧めな人。それは、とにかく接客が好きなひと!
観光地出身者を除き、ほとんどの人にとって旅館というのは旅先の「非日常の場所」だと思います。
旅館で働くことは珍しくはありませんが、あえて選ばなければ出来ない経験です。
街中での接客業との大きな違いは、やはりお客様が休暇を楽しみに来ているというところ。
接客が好きであれば、そういった非日常世界でのお客様とのやりとりも楽しめると思います。
そして、着物を着れるようになりたい!という人にも、お勧めです。
個人的には、自分で着つけを出来る様になったことだけで、仲居の仕事をした価値があるなと思っています。
残念ながら、普段の生活で着物を着る機会はあまりありません…。
しかし、催し物などでいつもより少しおしゃれに力を入れるとき。
選択肢の中に着物が入ってくると、俄然わくわくしてきますよ。
お仕事を選ぶときは「本式」の着物を着るかどうか確認してくださいね。「二部式」は上下別れているので、着付けの練習は出来ません。
最後に、日本社会のいろんな側面を見てみたいと思っている人にもある意味、お勧めです。
日本では最近やっと、パワハラ・モラハラが問題視されるようになってきました。
しかし、それが空気として当たり前のように慣習となっているところもあります。
仕事をせずに、ストレス発散の為だけに部下を怒鳴りつける料理長。
個人的に話すといい人なのに、会社の中では嫌な態度をとる人。
誰もハッキリとは言わないのに、逆らわせない雰囲気、等々。
古い慣習の抜けきらない旅館では、個人的にそういった場面に出会う機会が多くありました。
もしも、そんな人に出会ってしまったら。
「まだ、こんなことをしている人もいるんだなあ」と、社会科見学気分で観察するといい経験になるかもしれません。
逆に仲居をお勧めしない人は、何事も効率的でないと我慢ならない人です。
旅館で働いていると、非効率なことが沢山あります。
「こういうもんだから」とか「伝統だから」とかいう言葉に拒絶反応が起きる人は、旅館で働くのは難しいかもしれません。
また、気が付くと自分の意見を口にしてしまっている人も、難しいかもしれません。
私が働いていた、理不尽なことで他人を怒鳴りまくる副料理長がいた旅館でのことです。
仕事を進めずただひたすら怒鳴り散らしているので、お客様への料理提供にも遅れが出てしまうことが多々ありました。
そのことに我慢ならなくなった一人の派遣さんが、旅館の支配人に向かって「この旅館の体制はおかしい!」と物申したそうです。
私も同じ環境下で働いていたので気持ちはよく分かりましたが、当然、その派遣さんはクビになってしまいました。
環境が改善されることはありませんでした。
リゾートバイトの仲居の着物・着付け・髪型のルール
仲居の着物は用意されたものを使います。帯締めや帯揚などは、好きな色の物を使ってOKでした。
夏用は薄い生地で、色も鮮やか目の着物。冬用は厚手の生地で、色も地味目でした。
午前中は洋服の制服、午後は本式の着物で出勤していました。
着付けは、最初、担当の社員さんに教えてもらいました。
最初の数日間は、出勤前に一緒に着替えながら教えてもらい、その後は自分でYouTubeを見ながら練習。
慣れるまで一緒に着付けをしてくれるのが普通のようでしたが、寮が離れていて通うのが面倒だったので、自分で練習することにしました。
最初は1時間近くかかりましたが、次第に20~30分くらいで着付けられるようになりました。
慣れるまでは、休みの日に練習することもありました。
最初は動画を見ても「え~?あってんの??」と疑いながら練習すると思いますが、そのうち「あっ!キタコレ!!」という瞬間があると思うので、めげずに頑張ってください。
襟を抜きすぎて芸者さんみたくなってしまうと恥ずかしいので、襟の抜き具合には要注意です。
髪型は、お辞儀したときに前髪やサイドの髪が落ちてこないようにするのがルールでした。
髪をかき上げるしぐさはしない様にと厳しく言われました。髪色は基本、黒。
少し茶色めの人もいましたが、それでも黒に近く、派手に明るい人はいませんでした。
リゾートバイトの仲居で働くなら準備しておきたい持ち物
仲居で働くなら着付け用クリップ(洗濯ばさみで代用OK)これは、あるととても助かります。
無いと、大変に不便です。着付け以外でも色んな用途があるので、買っても損はしません。
買うのに抵抗がある人は、着付け時だけであれば洗濯ばさみでも代用できます。
またミニ裁縫セットも着物がほつれることが良くありので、持っていくと役に立ちます。
また慣れない着付けでは、襦袢の後ろを引っ張りすぎて、ビリッと破けてしまうこともしばしば。
裁縫セットがあるととても便利ですよ。
リゾートバイトの仲居の人間関係は仲良くなれれば最高
旅館の従業員には、個性的な人が多い。私の働いてきた旅館は、総じてそうでした。
中には少し偏った価値観を持っている人もいますが、否定せず仲良くなれれば、とても良く接してくれました。
仲居の人間関係
派遣も以前から多く、比較的ウェルカムな人が多かった旅館でのことです。
慣れるまでは緊張感があったし、「よそ者」として警戒されているような雰囲気もありました。
しかし、仲良くなった社員さんと一緒に呑みに行くようになってからは、空気が一変しました。
それまでは困った状況でも見て見ぬふりだったのに、「大丈夫?」など声をかけてくれたり。
率先して私の元へ料理を運んできてくれたり。何が起こったのか、私自身ビックリしたほどでした。
また、その旅館に私が派遣された時期は、ちょうど長く努めていた仲居さんが何人か一斉に辞めた後のようでした。
クセのある人も辞めていたようなので、いじめられたり、嫌味攻めされるようなこともありませんでした。
最年長は60代、サバサバしたベテラン仲居さん。
その次に40代、ちょっとクセのある仲居さん。
あとはみんな20代と、比較的若い職場でした。
理不尽なことや、意地悪をされる様なことはありませんでした。
それでも、それぞれこだわりを持っていて、そこはやはり口答えしないスタンスを貫きました。
仲良くなると、ちょっとした意見であれば聞いてくれるようになりました。
若い仲居さんは、色々話を聞きたがってくれて、チラッと本音を混ぜた話もできました。
旅館の食事形式
旅館の食事形式は大きく3つに分かれます。
最も旅館っぽいのが、部屋食。
仲居さんが、お部屋まで食事を持ってきてくれます。
次に、宴会。
私の働いていた旅館では、8人以上であれ食事を宴会として、広間を使うことが出来ました。
そして、最近の一番の主流であるレストラン。
少人数で多数のお客様をさばくことが出来るので、この形式が多くなってきているようです。
私は、「レストラン・部屋出し・宴会場」すべての食事タイプのある旅館で働いていました。
経営的な問題で、部屋食を可能な限り削減していって、最終的にはレストラン・宴会場での食事のみに移行するという流れがあるようでした。
部屋食を提供する旅館は少なくなっているのかもしれません。
私とリゾートバイトの仲居まとめ
楽しいことも、しんどいことも、山ほどあった仲居生活でした。
振り返ってみると、身に付けておいてよかったと実感することや、普通ではお目にかかれなったであろう面白い体験がたくさんありました。
当時は心底嫌だったことでも、思い出すと他人の事の様です。
興味があるけど、心配…。という人は、思い切って一歩踏み出してみてください。
きっと、とても面白い世界が広がっていますよ!!!